どうも、アドバイザーの佐々木です。
この間レッスンをしてるときに
「吹きながら吹いたフレーズの反省をしちゃっているでしょ?それは良くないよ」という場面がありまして、思い出したことがあります。僕が昔、練習だと上手くいっていたのにレッスンや本番では上手くいかないことがよくあってずっと悩んでいました。バテてもいないし、ちゃんと何回も通せてるはずなのに単純なミスではなく崩れていってしまうんです。この状況は緊張しているから上手くいかないとしばらくは思ってました。ある時他の人のレッスンを聞いていたときに先生が「さっきの場所に引きずられてるよ」みたいなことを言ってまして、その人は僕のとは症状が違っていたのですが、
ああ!!これかもしれない!
と感じたのです。それから演奏中に振り返らないようにしました。といっても習慣化してましたので結構苦労しましたね…結局のところ、当時は吹きながら何かしら思った感じじゃないと思うと、とにかく無意識に調整をしようとして本来練習していた吹き方とどんどん離れていってしまってたんだと思います。結果音を出すということですら難しいバランスになってしまっていたんじゃないかと…。
語弊があるかもしれないのですが、
自分の音を聴かない
くらいの感覚なんですよね、前にも書きましたが、自分の中にある音をトレースするような感覚でやると自分の場合は上手くいきました。まあ人によって感覚は違うとは思うのですがあくまでニュアンスとして捉えてください。
演奏中に何かあっても切り替えて次の音に集中することが重要だということです。
今回はここまで、それではまた。
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