アドバイザーのブログ

JOYBRASS トロンボーンアドバイザー、佐々木一成のブログです

楽器と音色と好み

どうも、アドバイザーの佐々木です。
お店で聞く話でそれなりにあるのですが

自分が気にいっている楽器やマウスピースを周りからあまり良くないと言われて悩んでいるというものです。

佐々木的には
なんだかんだで好きなものを使いましょうということになるのですが、逆に変えることについてのメリットを考えてみましょう。

1、演奏時の感覚の幅が大きくなる
いつもの楽器でいつものモニター感は安心です。でもでも…違う楽器を吹いたときに感じるのは違和感のみですか?だとすれば少しでもその楽器の良さを感じる窓口がちょっと小さくなってる可能性があるかも。違う楽器の良さを引き出せるのであればこの音も良いね!とかこの感触もアリだな!とか思えるようになります。そのことでいつもの楽器を吹いてももっと違う顔を引き出すことが可能になってきます。

2、技術の向上のきっかけ
これは体験された方も少なくないと思います、いつもの楽器だと出来ないものが違うものだと上手くいくというやつです。色々な要因はあるのだろうけどよくわからない、だけど出来てしまう。そうした経験の中に奏法改善のヒントがあることが多いです。

3、吹き方のバリエーションが増える。
いつもと違う楽器を自分の感じに持っていこうとすると、いつものマウスピースと楽器の組み合わせにおける吹き方、息の流し方ではない状態を知ることができます。実はメーカーの変化による苦手意識みたいなものの多くは奏法の柔軟性の幅が多くない=違う毛色の楽器経験が少ないことが原因だと感じています。まあ口は一つしかないし、何本も持つ必要は無いのですが自分の中での変化や可能性を見つけられる要素なのです。なので頭で決めずにチャンスがあれば色々と吹いてみてほしいですね。

こんな感じですね、ただそれらを含めても自分の好きなものを使えば良いと思いますね。表現する相棒を選ぶのも楽器吹きとしての大切な要素ですから。

人が良い悪いと言うからというよりも自分が本当に欲しい音や質感を渇望する過程のほうが大事だと僕は思っています。その上でその時最適な道具は自ずと選ばれていくはずです。

それでは、また。

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