佐々木一成のブログ

元JOYBRASS トロンボーンアドバイザー 佐々木一成のブログです

質問に答えます vol.3

どうも、アドバイザーの佐々木です。今回は質問に答えていきますよ!

Q
アレッシホーンだと、マウスピースはアレッシの使っているグレイゴのアレッシモデル1Cが一番相性が良いのですか?

A
もちろん相性は良いと思います。僕も楽器を使い始めてからはグレイゴから買って試していきました!ただグレイゴ以外=相性が悪いということではないと思っていて、自分の好きな音質感がするものであれば良いと思っています。それに前に書いたように距離などで自分の吹きかたと使っている楽器の相性なんてあっという間に変わってしまうし、なかなか一概には言えないところです。また、本人が使用している大きさが自分に合うかどうかというのは中々シビアな問題だと思いますね。ただそのプレーヤーが使っている大きさのマウスピースのバランスや質量が楽器に対して相性の良さのバロメーターにはなるとは思いますが、演奏行為自体がしんどいとなんとも言えないですよね。なのでイメージをリセットして自分の好きな感じのものを探すのが良い気がします。

Q
スケール練習は大事だという記事をみましたが、スケールの教則本などなにかオススメのものなどありますか?

A
そうですね…まあ特に教則本とか使わなくても色々と出来はするのですが。例えば留学時代に使っていたものだと
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ラフォースのバドメーカムです。まあこいつは
難しいです。まあ出来るところをコツコツやっていけばなんとかいけるかな…くらいです。
他だと
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ミュラーのトロンボーンのテクニックです。3巻ありますが1か2を良くやってました。
これだと比較的やりやすいほうだとは思います。
まあでも実際に教則本を使うことはほぼ無かったので、これというものはなくて単純な形からでも良いので段々と音域を広く、ダイナミクスを大きくテンポを速くとかしていくやり方が良いかと思います。そういう意味でも人と練習すると自分のパターン以外のものが見れるので効果的ですよ!。

Q
自分では良い音と思ってても人から良くないといわれます。

A
これはですね~僕もあるんですよ、なんでしょうね?よく言われるのはどうしても演奏時に内耳も影響を受けるので思った感じと違うというのはしょうがないのでしょうかね。録音した自分の声も違和感があるのと似たようなものらしいですが、個人的には録音したものを聞くことを続けているとその差は結構縮まる気がしますよ。音自体はやはり聞いてもらったりして自分のベーシックな音色を見つけてしまうとかするのも大事かなとは思います。自分の好きな音かどうかは置いておいてリラックスして息を流して音が鳴っている状態がベーシックな音色に近いものとして捉えることが大事かな、と個人的には思います。

こんな感じでしょうか?質問はどんどん送ってくださいね!
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それでは、また。