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アドバイザーのブログ

JOYBRASS トロンボーンアドバイザー、佐々木一成のブログです

Courtoisのシェア

まだまだ暑い日が続きますね。
どうも、アドバイザーの佐々木です。

今回はフランスの常識非常識の第2回、フランスでのクルトワのシェアはどのくらい?です。
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昨今の企業買収の流れの中で、現在はドイツ国内で生産されているCourtois(クルトワ)製品。実は前にも一度ドイツで作られていた時期もあります、B&S社の傘下だった時代のものです。僕の持っている楽器の一本はその時代のものですね、生産場所の違いでなにかが変わったかと言われるとまあ違うのでしょうけれどそれ以上に個体差のほうが大きく感じる気がしますね。
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そんなクルトワのトロンボーンはフランスにおけるシェア(主にプレーヤー)はどのくらいかというとですね。

およそ90%くらい(個人的感想)
す、すみません…そんなデータを集める余裕なんてなくてですね。僕のネットワークを駆使した感じだと、そんな印象なんです…。

次点でBachかな?という感じでしたね、特に留学当時は。それに私のリサーチによると今でもそんな感じみたいですよ。

こんなにも自国の単一メーカーを学生からプロまで使うことはこういう時代の中でも珍しいのではないかと思います。
この間の6-1/2話といい、考えてみるとなかなか興味深い事象ではないでしょうか。

ちなみにフランスに於いていわゆる太管テナーバスが使われだしたのは1970年代半ばくらいからだったそうで、それまでは現在でいう細管テナーを使っていました。ジル・ミリエールさんがオペラ座に入団した時は細管テナーでオーディションを受けた話も昔聞きましたしね。
現在でこそバストロンボーン科があったり、授業でちゃんとアルトを使ったりしますが大昔はそういった棲み分けもなく、みな同じ楽器でオーケストラもこなしていました。少なくとも僕のいた2000年前後なんてベートーベンにアルトを使っている演奏会なんて見たことなかったような気がする…。

とまあこんな感じでですね、こんな情報社会になった現在でも独自の路線を進む様は面白いですね。
もちろん流行り廃りはあるのでしょうけれど基本のラインはおさえる的なところにスタイルとしての矜持を感じます。

それでは、また。

質問はtb@joybrass.co.jp までどうぞ‼