アドバイザーのブログ

JOYBRASS トロンボーンアドバイザー、佐々木一成のブログです

お久しぶりです…。

どうも、アドバイザーの佐々木です。

安心してください、生きてますよ。

いや~、空きましたね〜。自分でも驚愕です

空いた期間が約2ヶ月ですね、はい。すみません…。

 

まあ、もはやこんなに更新していないと誰も見なくなるとは思うのですが。地味にでも続けていきますよ。(意地)

 

そんな訳でね、5月1日から

アメリカ行ってきます。(小声)

ボストンのシャイアーズの工場に行ってきます。そこで色々な楽器を試してきます!

 

「おお!佐々木さんもシャイアーズを買うんだー」

 

と思ったあなた、そうなんですよ〜多分…。うん、おそらく。いや、きっと…

というわけでゴールデンウィークには佐々木はジョイブラスにおりませんm(_ _)m

日程は5月1日〜5月9日までアメリカにおりますです。

初アメリカですよ、ええ。フランスに留学していたこともあってヨーロッパはそれなりに行ったことがあるのですが、USAにはまるで行ったことないんです。

うーん、若干不安なこともありますし、海外に行くこと自体が12年ぶり?くらいなものでパスポートも再取得してきました。

時の流れと不摂生は残酷なものであまりに肉体改造された自分をみることになりました。ええ…。

 

それでアメリカから帰ってからは

S.E.Shires Trombone Alliance

があります。

5月16日(水)豊洲シビックセンターで19時開場、19時30分開演です。

チケットは一般3000円、学生2500円の全席指定、完全予約制のコンサートです。

お問い合わせはジョイブラスまでどうぞ。メールでの問い合わせはこちらから

 

このコンサートはですね、世界を巻き込んだプロジェクトになるのです。日本のプレーヤーだけではなく世界の主たるプレイヤーを、トランペットも含めて特にShiresを使用しているアーティストを中心に行っていくムーブメントの旗揚げ公演みたいなやつです。

これ自体はシャイアーズの個人的には楽器のメーカーも超えてトロンボーン界が一層盛り上がるような形になると良いなと思ってます。

 

そしてこれには

僕も出ます(驚)。そして結構がんばります。

どういう形で出るかは当日までのお楽しみとさせてください!!

ざっくりとした内容はジョイブラスのブログに書いてありますが、変更もあるかもしれません(笑)まあ、ボストンやニューヨークの話もできれば良いのですが、もはや当日までどうなるかわからないことが多いのです…。あまり見れない佐々木を見ることが出来るかも…。

 

という訳で近況報告のようなブログでした。

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

アドバイザーのこれ聴いてみよう vol.2

どうも、アドバイザーの佐々木です。

はい、今回もアドバイザーのこれ聴いてみようです。

今回の曲は

ジャック・カステレードの

「Concertino」です。

www.youtube.com

この曲を聴いてあれ?と思ったひともいるでしょう。

実はこの曲、もともと「Sonatine」というトロンボーンとピアノの為の曲をトロンボーンとトランペットと弦と打楽器という編成にカステレード本人がアレンジしたものなのです。

 

ちなみにソナチネは

www.youtube.com

これです、これはミリシェーの日本でやったリサイタルのときの動画ですね。

 

クラシックをやっているトロンボーン吹きにとってカステレードというと上述のソナチネ、バストロンボーン(テューバ)の為のFantasie Concertante、トロンボーンカルテット、若干マイナーですが3トロンボーンとテューバとピアノとパーカッションの為のPrelude et Danceくらいでしょうかね?

 

ソナチネは2楽章がとても美しい曲で、今でもあらゆるトロンボーン曲のなかで1番好きなメロディーです。最初の動画は1楽章しかないのですが、Concertinoのオリジナルの編成のものが他に見つからなかったので…。ピアノ版の方は沢山あるので探してみてください。Concertinoを取り上げた理由はもともとソナチネを聴いてると、弦楽器がとても合うんじゃないかな?ずっと思っていたらあるときフランスの楽譜屋で楽譜を見つけてなんか嬉しかった記憶があります。編成的に演奏出来たことはないのですが、いずれはやってみたいですね〜。

 

という感じで、今回はここまで。それでは、また

 

 

 

アドバイザーのこれ聴いてみよう vol.1

どうも、アドバイザー佐々木です。

今回の企画は「アドバイザーのこれ聴いてみよう。」です

この間、トロンボーンユニットアラスカ(和田充弘、河野広明)のお二人とトロンボーンの曲の話になってyoutubeで色々な曲を聴いていたのですが、

「それさ、面白いからブログで紹介してよ」

と言われたので、やってみようということになりました。

栄えある1回目の曲は

ミヒャエル・ハイドンの

「ホルンとトロンボーンの為のコンチェルト」です。

原曲の編成のままだと思うのですが、他の音源だとホルン2本でやってたりもします。

自分の持っている譜面だとトロンボーンはビオラでも演奏可と書かれていますね。

その昔高校生の頃だったか広島のタワーレコードでベッケが吹いているというクレジットだけで買ったような気がします。当時どんな曲かもわからなかったですが、とても美しい曲ですぐに大好きになった曲です。

ちなみにトランペット協奏曲で有名なヨーゼフ・ハイドンはミヒャエルのお兄さんです。

www.youtube.com

高校のときに買ったCDまさにこの音源ですね。

この曲、音域のせいかほとんどの演奏はアルトトロンボーンを使用して演奏されることが多いのですが、ベッケさんはアルトは吹かないのでいわゆるテナーバスで演奏しているのです…。全体的に高い音域と1楽章のトリル地獄みたいなやつが鬼門の曲です。

古典時代のレパートリーが少ないトロンボーンにとっては重要な曲のひとつだと言えます。

 

まあ、こんな感じでこのコーナーもやっていこうと思います。

今回はここまで、それではまた。

 

 

明けましておめでとうございます。

  明けましておめでとうございます。

どうも、アドバイザーの佐々木です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

昨年は個人的に色々なことがあり、人と自分と人生というものを今一度考えさせられた一年ではありました。そんな状態の中でこのブログも中々更新出来てなく、JoyBrassで出会う方々に「ブログ楽しみにしてます」と幾度となく言われて、もっとちゃんとやらないとな…と思うことも沢山ありました。

まあ、そんな状態のブログでしたから質問も減っていってしまって年末にかけては自分の思うことしか書くものもなくなっていきましたね。

 

と、いうわけで…。

 

もう少しスタイルを変えてこのブログを活かしてみようかな?と考えています。

まあ、結局は自分の思う感じのことを書き連ねることになるのでしょうが。もう少し色々なことについて僕がどう思っているのか、僕が感じることはなんなのか?を書いてみようかな?と…すぐ折れるかもしれませんが(笑)

もちろん!!質問も今まで通り…いや、今まで以上に募集しますよ!

というわけで、 twitterも含めてよろしくお願いいたします。

 

佐々木 一成

基礎練習→曲練習?

どうも、アドバイザーの佐々木です。

お久しぶりで〜す!!…(汗)

いやー、寒いですね。寒いとかいってる間に前回更新2ヶ月たってしまいました…。

このブログも生きてますからね、気長におつきあいくださいませ。 

さて、今回は基礎練習についてです。

 

良く質問されますが、基礎練習はどういうものをやれば良いのですか?という話をされます。

基礎練習はなんだろう?と考えた時に曲を吹くために必要だから…。という話がありますね。ハイ、それは間違ってはいないと思います。曲が吹けるということは基礎的なことが出来ているということですが、基礎練習が出来ると曲が吹けるのか…?というとなんとも言えないと思うのです。良く吹ける生徒で基礎練習がスラスラと出来るのに曲になると途端に吹けない雰囲気になってしまうことがありますね。逆に基礎練習をあまりしない人で曲をガンガン吹けるという状況はそれなりに見ることがあります。

では、必要ないのか?というと必要だと思います。必要だと思うのですが、あくまで要素のひとつなのです、思うのは絶対に基礎練習をやってから曲という意識があまり良くはないと思っています。というのもウォームアップとも基礎練習ともつかない練習をずっと吹いている方をそれなりに見てきましたし、僕も学生の時はそんなタイプでした。

経験上その状態だと練習の内容がルーチン化してしまい、自分でやっている演奏に対しての意識が意外に硬直してしまう感じになりやすいと思うのです。

曲は基礎的な練習の中に常に想定出来ていたほうが良いのか?というとそれも少し違う面もあると思っていて、メカニカルな練習をやることも必要だとも思っています。

いずれにしても、普段の練習でいきなり簡単なメロディーを吹いたりしても良いのではないのか?ということが言いたいのです。要は基礎練習のメニューに関しては自分でもっと試行錯誤をしてみてほしいと思っています。ロングトーン、リップスラー、タンギングなど自分の順番で必ずこれをやらないといけないというのではなくて、もっと柔軟に考えてやってみるのも良いですよ!!そのなかで出来ること、出来ないことを感じながら練習出来るとより効果的だと思います。

 

今回はここまで。それでは、また。

 

 

Lucienne

どうも、アドバイザーの佐々木です。

 早速ですが…「lucienne renaudin vary」の画像検索結果

このトランペッターご存知ですか?

Lucienne Renaudin Vary(ルシアンヌ ルノダン ヴァリ)という名前のフランス人女性トランペッターです。1999年生まれの18才という若さながらフランス国内でその実力を見出され、今は主にヨーロッパで演奏活動をしているプレイヤーです。

なぜこのブログでこの子を取り上げるかというと、常日頃僕自身が大切だと思っている

歌(イメージ)がそのまま楽器に投影されるようなアプローチを体現出来てると感じるプレイヤーの一人だからです。

もちろん世の中に素晴らしいプレイヤーは沢山いて、ちゃんとそういうことが出来ているのですが、彼女のすごいところは技術的に若干追いついてないなと思う場所でも音楽的なものがしっかりと感じられる部分にあります。そういうことってなかなかなくて、ほとんどの名手は音楽も技術も高い次元で表現出来てるのであまりわからないのですが、彼女の若い時からの演奏(YouTubeにいくつかあります)を聴くと表現したい音楽が強く先行しているのがわかると思います。

多くの場合、技術が伴って音楽表現として成立するものと思いがちですが、前から書いているように、圧倒的にしたい表現こそが技術よりも先にきているべきだと思うのです。技術はそこに付随してついてくるというか、必要な技術が明確になってくると思うんですよね。彼女の場合、それをこんなにも出来る子がいるんだ!と初めて彼女の演奏を聴いたときに感じたもんです。

そんなルシアンヌですが、トランペットを始めたのは9才の時、それまでは初めはダンス(フランスにはバレエの文化の関係か、音楽学校に大抵ダンス科も併設されています)をしていてそれから楽器…ではなくソルフェージュをまず授業としてとったらしく、それがとても楽しかったとテレビのインタビューで答えていました。個人的には恐らくそれで楽譜=音の結びつきが強くなったのではないかと思います。今はパリ音楽院のジャズ科?即興演奏科のような科にいてジャズを勉強してるみたいです。演奏もどちらもやっているようですし、彼女にとって表現のツールとしてのトランペットがすごくハマっただけなのではと想像しちゃいますね。これからも楽しみなプレイヤーです。

ちなみにPhilémon(フィレモン)君という弟さんがいてコントラバスを勉強しているようですが、彼も同じように音楽主体が非常に強く感じる演奏をしています。

いったいどういう環境で育つとそうなるのか…めちゃくちゃ興味あります。

 

 

今回はここまで、それではまた。

 

 

 

 

Don't Think, Feel!

どうも、おひさしぶりです…アドバイザーの佐々木です。

大分涼しくなってきましたね、 ブログの更新頻度も涼しさを通り越して若干寒い感じになっていますが…。

 

レッスンで良く思うことなのですが、上手くできないところを指摘すると、そこの部分に意識の多くが向けられてしまい、今まで出来てたことのクオリティが落ちたり、さらにはその問題をその場で解決しようとしすぎて逆に上手く行かないことがあったりします。

 

意外かもしれませんが、意識して自分の体を操作して治そうと思ったことは案外上手くいかないことが多いと思うのです。それよりもアクションして出てきたものに対して違いを率直に認識できたほうがより効果が出ることが多く見受けられる気がします。

さあ、それはなぜなんでしょう?

 

正直なところ僕も良くわかりません(笑)

ただ想像すると恐らく奏法主体で考えて演奏している場合が多いんじゃないかと思います。

 

自分の演奏感というのはあくまでも経験に基づいた方法でしか基本的に思いつかないので、それで良い変化が起きればそれを採用していきますよね。ただその経験から奏法主体で考えてしまうことになりやすい気がします。この吹き方で良かったんだから吹き方は間違っていない…みたいな感じで。いや、自分は色々考えててもちゃんと変化を感じながら調整出来ているという人もいるでしょう、それならば良いのです(笑)

それにレッスンをしていて感じるのは意外と多くの方がそのアクション(奏法)に対してちゃんとした結果をいきなり得ようとして上手くいかない方が多い気がします。つまり、100点の状態にしようとしてしまうことでバランスがおかしくなってしまうのではないかな?と思っています。いや、完成型をイメージするのは大事ですよ!100点どころか500点くらいあってもよいです。

指摘したことに意識が行き過ぎて、フレーズまでも失ってしまうことも少なくないように思います。「さっきより良くなりましたよ」と言ってもあまりピンと来てないような反応をされる時もありますね。まあ、レッスンの場合は往々にしてわかりやすい変化が特に求められるのでしょうけど…。

性格もあるのでしょうが、傾向があるとするならばキズを認めたくないとか完璧にキチン吹きたいような比較的まじめな性格の方に多い感覚がありますね。

そういう人は少し良くなっても

「出来ていない」

と感じてしまいがちです。上手くいかないけれどさっきよりかはマシな気がするくらいで良いと思います。

 

結果を0か100で処理してしまうと出来るものもどんどん遠ざかっていくことがこと楽器演奏においては多いような気がしますね。

 

さらにこの事は調子が悪くなった、出来てたことが出来なくなったという方にも効果があると感じています。人間の体というのは常に変化をしていると言われますが、調子が悪くなった状態が続いてる場合、どうしても吹けてた時の吹き方でなんとかしようとしたり、そのときのクオリティをすぐに求めてしまうことが多いと思います。この時も、ほんの少し出来たことは出来てないとカテゴライズしてしまいます。なので、もし出来ないことがあっても緩く考えても良いんじゃないですかね…課題意識は持ち続けるのは必要だと思いますが。それよりももっと単純なところでちょっとした部分で「できる」「できない」のテストを繰り返していくと良くなっていくと考えています。

 

考えるのは楽器を吹かないとき。

感じるのは楽器を吹いているとき。

くらいの意識でやると良いかなと思います。

 

今回はここまで、それではまた。